ENEY通信 vol.2『芽吹き』(2023年6月配信)

ENEY通信 vol.2『芽吹き』(2023年6月配信)

みなさんこんにちは。ブランディングディレクターの田上です。北海道もだいぶ暖かくなってきて、緑を生き生きと感じる季節になりました。少し前まで、あたり一面真っ白だった世界が徐々に溶け始め、様々な植物が芽吹いてくる様子はとてもワクワクします。私はパートナーの営むワイナリーでワインづくりをしているのですが、冬の間眠っていた葡萄の木からも、どんどん新芽が芽吹いてきていて、今年の葡萄栽培がスタートしています。

この春の新作“MEBUKI”は、そんな植物達の芽吹くエナジーからインスパイアされて生まれたコレクション。ENEYでは初となるラボグロウンのカラーストーンも採用しています。

ラボグロウンのカラーストーンは、馴染みのない方もまだまだ多いのでは?結晶の仕方や透明度が劣るなどといった理由で宝石として市場に出回ることのない、天然の原石を素材として使用していて、研究開発により天然石と同じ構造を持つラボ生まれの宝石として生み出されているんです。天然の素材を無駄にせず、さらに私たちもリーズナブルな価格でカラーストーンを楽しめるなんて、とても素敵ですよね。

今回はエメラルド、ルビー、アレキサンドライトの3種をセレクトしました。インパクトを持たせつつ、デイリーに使いやすいようにどうやってカジュアルダウンさせるか考えた末に出来上がったリングがこちら。シルバーをベースにK18のコンビネーションにし、上品な要素をプラスしています。エメラルドは、「幸福」「安定」「希望」、ルビーは「情熱」「勇気」「純愛」、アレキサンドライトは「秘めた思い」「高貴」といった石言葉があり、お守りとしても人気です!

シンプルながらも個性が光る、SV925にメレダイヤモンドをセッティングしたシリーズも、程よいボリューム感が今の気分です。メレダイヤは、光にあたるとキラキラ繊細に光ってとても綺麗。光が拡張する独特の石留とカッティングは、熟練の職人だからこそなせる技。植物に滴る水の雫をイメージしています。

私は、カラーストーンリングをカジュアルな格好に合わせるのがお気に入りです。シルバーシリーズは他のアイテムとも合わせやすいので、持っているとすごく重宝しますよ。個人的には3連のピアスが一押しです!

ブランディングディレクター田上陽子