指輪のおしゃれなつけ方!重ね付けのコツと指の位置が持つ意味を解説
指輪は、手元のおしゃれを格上げしてくれる特別なアイテムです。しかし、「新しく買った指輪をどの指につけよう?」「持っている指輪の組み合わせ方がいつも同じになってしまう」と悩む方も少なくないでしょう。指輪のつけ方にはいくつかのコツがあり、それを知るだけで、いつものコーディネートがぐっと洗練された印象に変わります。この記事では、指輪をつける指の意味から、初心者でも簡単に試せるおしゃれな重ね付けの基本、さらには上級者向けのテクニックまで、あなたの手元を最大限に輝かせる方法を詳しくご紹介します。
指輪のおしゃれなつけ方!重ね付けのコツと指の位置が持つ意味を解説
1. 指輪はどの指につける?指の位置が持つ意味とは
指輪は、つける指によってそれぞれ異なる意味を持つと言われています。デザインだけでなく、指輪に込められた意味を知ることで、お守りのように身につけたり、願いを込めて選んだりすることができます。まずは、10本の指が持つそれぞれの意味を見ていきましょう。
指輪をつける指とその意味まとめ

価格と資産価値の違い
素材が違うため、当然ながら価格帯と資産価値にも大きな差が生まれます。ジュエリーは希少な貴金属や宝石を使用しているため、数万円から数千万円、あるいはそれ以上と高価になります。素材そのものに価値があるため、流行に左右されにくく、資産としての価値を持つことが特徴です。親から子へ、そして孫へと受け継いでいくことができるのも、本物のジュエリーならではの魅力と言えるでしょう。
一方、アクセサリーは比較的手に入りやすい素材で作られているため、数百円から数万円程度と価格帯が広く、気軽に購入できるのが魅力です。トレンドを反映したデザインが多く、ファッションの一部として季節ごとに買い替えたり、様々なスタイルを楽しんだりするのに適しています。
【親指(サムリング)】願いを叶える
親指につける指輪は「サムリング」と呼ばれます。古代ローマ時代から、親指に指輪をつけるとどんな願いも叶うと信じられていました。右手は「指導者」を象徴し、リーダーシップを発揮したい時に力を貸してくれます。左手は、信念を貫き目標を実現する力を与えてくれるとされ、困難に立ち向かう勇気が欲しい時におすすめです。
【人差し指(インデックスリング)】行動力を高める
人差し指は、何かを指し示す時に使うことから、行動力や自立心の象徴です。「インデックスリング」とも呼ばれます。右の人差し指は集中力やリーダーシップを高めたい時に、左の人差し指は積極性を引き出し、前向きな気持ちで進みたいと願う時に、あなたの背中を押してくれるでしょう。

【中指(ミドルフィンガーリング)】直感とひらめきの象徴
5本指の中央に位置する中指は、直感やひらめきの象徴です。ここに指輪をつけると、インスピレーションが湧きやすくなると言われています。右手の中指は、邪気を払い、自信を高める効果が期待できます。一方、左手の中指は協調性を高めるとされ、職場や友人との人間関係をスムーズにしたい時に最適です。

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【薬指(アニバーサリーリング)】愛と創造性の証
左手の薬指は心臓につながる特別な指とされ、結婚指輪をつける場所として知られています。愛や絆を深める意味を持ちます。右手の薬指は、心の安定や創造性を高める効果があると言われ、インスピレーションを求める方や、恋人の存在を示す指としても知られています。

【小指(ピンキーリング)】チャンスを引き寄せる
小指につける「ピンキーリング」は、変化やチャンスの象徴です。右手の小指は、自分の魅力をアピールする表現力を高めてくれます。左手の小指は、新しい出会いや恋愛のチャンスを呼び込むと言われており、お守りとして身につける人も多いです。

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2. 初心者でも簡単!指輪をおしゃれに見せる重ね付けの基本
重ね付けと聞くと難しく感じるかもしれませんが、いくつかの基本ポイントを押さえるだけで、誰でも簡単におしゃれな手元を演出できます。まずは、初心者の方が挑戦しやすい基本的なコツからご紹介します。
まずは華奢なデザインの指輪から挑戦する
重ね付けに初めて挑戦する方は、細身で華奢なデザインの指輪から始めてみるのがおすすめです。 華奢なリングは複数重ねても上品な印象を保ちやすく、ボリュームの調整がしやすいため、バランスが取りやすいのが魅力です。

指輪の色や素材感を統一してまとまりを出す
コーディネートに統一感を出すことが、おしゃれな重ね付けの最も重要なポイントです。 たとえば、すべてゴールドで揃えたり、シルバーで統一したりするだけで、デザインが異なっていても全体がすっきりとまとまります。光沢のあるもの、マットなものなど、質感(テクスチャー)を揃えるのも効果的です。

同じ指に2本重ねてボリュームアップさせる
最も簡単に始められるのが、同じ指に2本の指輪を重ねる方法です。 シンプルで少し物足りないと感じる指輪も、重ねることで存在感が増し、ぐっと華やかな雰囲気になります。細めのリングを2本、3本と重ねていくスタイルも人気があります。

隣り合う指は避けて「抜け感」を意識する
指輪を違う指につける場合は、人差し指と薬指、中指と小指のように、指の間隔をあけてつけるとバランスが良く見えます。 指と指の間に空間を作ることで「抜け感」が生まれ、すっきりとして洗練された印象を与えることができます。隣り合う指につける場合は、どちらかを非常に細いリングにするなど、太さにコントラストをつけると野暮ったくなりません。

3. ワンランク上のおしゃれを演出!重ね付け応用テクニック
基本のつけ方に慣れてきたら、少し応用を加えてワンランク上のおしゃれを目指してみましょう。ここでは、よりこなれた印象を与えるためのテクニックをご紹介します。
重ね付け応用テクニック例

太めと細めの指輪でメリハリをつける
幅の広い太め(ボリューミー)な指輪と、華奢な細めの指輪を組み合わせることで、手元にメリハリとリズムが生まれます。 例えば、存在感のあるリングを中指につけ、他の指にはシンプルな細いリングを合わせると、互いの魅力が引き立ち、洗練されたコーディネートが完成します。
左右非対称(アシンメトリー)でこなれ感を出す
両手に指輪をつける際は、左右で指輪の数やつける位置を変える「アシンメトリー(左右非対称)」を意識すると、ぐっとこなれた印象になります。 例えば、左手は人差し指と薬指に、右手は中指だけに、といったようにバランスを崩すことで、計算されたおしゃれ感を演出できます。

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左 ▶ サーフェス K10YG マーキスダイヤモンド マット仕上げ リング
中 ▶ サーフェス SV925 鏡面仕上げ リング
右 ▶ サーフェス SV925 マーキスダイヤモンド 鏡面仕上げ リング
主役となるデザインリングを決めてコーディネートする
天然石や個性的なモチーフのついた指輪など、コーディネートの「主役」を一つ決め、そこから全体のバランスを考えると、まとまりやすくなります。 主役の指輪は、一番目立つ人差し指や中指につけるのがおすすめです。他の指輪は、主役を引き立てるシンプルなものを選ぶと良いでしょう。

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薬指リング ▶ めぶき シングルリング
中指リング上 ▶ めぶき ダブルリング / ルビー
中指リング下 ▶ めぶき ダブルリング / エメラルド
ピアス ▶ めぶき ピアス
イヤカフ ▶ めぶき イヤカフ
ゴールドとシルバーのミックスで上級者スタイルに
以前はタブーとされがちでしたが、近年ではゴールドとシルバーを混ぜて使うカラーミックスがトレンドになっています。 全く異なるデザインで挑戦するのは難しいですが、同じような質感やシンプルなデザインで色違いのものを組み合わせると、統一感を保ちながら上級者らしいおしゃれを楽しむことができます。

ENEY のリング一覧
商品 ‒ ENEY 公式オンラインストア
4. 【シーン別】結婚指輪とファッションリングの重ね付け術
毎日身につける結婚指輪。これにファッションリングをプラスすることで、日々のコーディネートの幅がぐっと広がります。大切な結婚指輪を活かしながら、おしゃれを楽しむコツを見ていきましょう。

結婚指輪と同じ薬指に重ねて華やかさをプラスする
結婚指輪にファッションリングを重ねる最もポピュラーな方法です。 特に、結婚指輪がシンプルなストレートラインの場合、ダイヤモンドが並んだエタニティリングや、繊細なデザインの指輪を重ねることで、手元が一気に華やかになります。
人差し指に足してカジュアルダウンさせる
薬指の結婚指輪はそのままに、人差し指にファッションリングを追加するスタイルも人気です。 薬指と人差し指という離れた位置につけることで、抜け感が生まれます。少しボリュームのあるデザインや、カジュアルな指輪を人差し指に持ってくると、結婚指輪とのバランスが取りやすく、普段使いしやすいコーディネートになります。
V字やウェーブデザインのリングで一体感を出す
結婚指輪のデザインがV字やウェーブラインの場合、それに沿うような形の指輪を選ぶと、まるでセットリングのようにきれいに重なり、一体感が生まれます。指を細く、長く見せる効果も期待できる組み合わせです。
5. 手元を美しく見せる指輪の選び方
自分の指の形に合った指輪を選ぶことで、手元をさらに美しく見せることができます。コンプレックスをカバーし、魅力を引き出す指輪の選び方をご紹介します。
指が短い・太い方はV字・U字ラインを選ぶ
指の短さや太さが気になる方は、リングのアームがV字やU字、ウェーブを描くデザインがおすすめです。縦のラインが強調されることで、指をすっきりと長く見せる効果があります。幅の広いリングは避け、華奢なデザインを選ぶと良いでしょう。
指が長い・細い方は幅広リングも似合う
指が長くて細い方は、基本的にどんなデザインの指輪も似合います。特に、他の指タイプではバランスが取りにくい、ボリュームのある幅広のリングや、大ぶりの宝石がついたデザインも素敵につけこなすことができます。

関節が目立つ方はボリュームのあるデザインを選ぶ
指の関節がしっかりしている方は、関節部分に視線がいかないよう、少しボリュームのあるデザインや、宝石・モチーフがついた指輪がおすすめです。リングの存在感が関節の印象を和らげ、全体のバランスを整えてくれます。

6. まとめ
指輪のつけ方は、少しの知識とコツで大きく印象を変えることができます。指が持つ意味を知って選んだり、色の組み合わせを工夫したり、重ね付けで新たな表情を発見したりと、楽しみ方は無限大です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけのお気に入りのコーディネートを見つけて、手元のおしゃれを存分に楽しんでください。
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