後悔しないゴールドジュエリーの選び方!あなたに最適な純度とカラーの見つけ方を紹介
ゴールドジュエリーは、時代を超えて多くの人々を魅了し続ける特別な存在です。その輝きは、身に着ける人の魅力を引き出し、日常に彩りを与えてくれます。
しかし、いざゴールドジュエリーを選ぼうとすると、「K18とK10は何が違うの?」「どの色が自分に似合うの?」など、様々な疑問が湧いてくるのではないでしょうか。適切な知識がないまま選んでしまうと、後で後悔することにもなりかねません。
この記事では、ゴールドジュエリーの選び方で失敗しないための基礎知識から、具体的な選び方のステップ、お手入れ方法までを網羅的に解説します。あなたにとって最高のゴールドジュエリーを見つけるための一助となれば幸いです。
後悔しないゴールドジュエリーの選び方!あなたに最適な純度とカラーの見つけ方を紹介
1. ゴールドジュエリーの魅力と基礎知識
ゴールドジュエリーが持つ普遍的な魅力は、その美しさだけではありません。金は化学的に安定した金属であり、変質しにくい性質を持つため、長く愛用できるというメリットがあります。また、その希少性から資産価値としても認められています。古代から富や権力の象徴とされてきた金は、現代においても特別な輝きを放ち、私たちを惹きつけます。
このセクションでは、ゴールドジュエリーを選ぶ上で最初に押さえておきたい魅力と、この記事を通じてどのような知識が得られるのかをご紹介します。ゴールドジュエリーの選び方を学ぶことは、あなた自身をより輝かせるための一歩となるでしょう。
2. ゴールドジュエリー選びの前に知っておきたい!金の純度(カラット)とは?

ゴールドジュエリーを選ぶ際に必ず目にするのが「K24」や「K18」といった表記です。この「K」はカラット(Karat)の略で、金の純度を示す単位です。
純金であるK24を100%として、金製品に含まれる金の割合を24分率で表します。例えば、K18であれば、24分の18、つまり75%が金で、残りの25%は強度を高めたり色合いを調整したりするための他の金属(割金と呼ばれます)が含まれていることを意味します。
この金の純度は、ジュエリーの価格、色、硬さ、そしてアレルギーの起こしやすさにも影響を与える重要な要素です。それぞれの純度の特徴を理解することが、賢いゴールドジュエリーの選び方の第一歩となります。
K24(24金)の特徴と主な用途
K24は純度99.9%以上の純金であり、最も金そのものの価値が高いものです。その輝きは濃く鮮やかで、山吹色と表現されることもあります。
非常に柔らかく、傷がつきやすく変形しやすいため、リングやネックレスといった日常的に身に着けるジュエリーにはあまり向いていません。
しかし、その純度の高さから資産としての価値が高く、インゴットやコインの形で保有されることが多いです。ジュエリーとしては、その柔らかさを活かした特殊なデザインや、大切に扱われる置物などに用いられることがあります。
K18(18金)の特徴とジュエリーとしての人気

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▶SMOOTH DIAMOND RING K18YG
K18は、金の含有率が75%のゴールドです。残りの25%には、銀や銅などの割金が使用され、これにより純金よりも硬度が増し、ジュエリーとしての耐久性が向上します。
K18は、金の美しい輝きを保ちつつ、日常使いにも適した強度を持つため、高級ジュエリーや結婚指輪など、品質と耐久性が求められるアイテムに広く用いられています。
変色や変質もしにくく、アレルギーも比較的起こしにくいとされるため、多くの方に選ばれています。ゴールドジュエリーの選び方において、K18は一つの基準となるでしょう。
K14(14金)・K10(10金)の特徴と選び方のポイント

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▶COINS K10 CYBELE
▶CHAIN K10 CIRCLE
K14は金の含有率が約58.5%、K10は約41.7%のゴールドです。K18に比べて金の含有率が低くなるため、価格は比較的リーズナブルになります。
割金の割合が増えることで硬度が高まり、傷がつきにくく、複雑なデザインや繊細な加工がしやすくなるというメリットがあります。
一方で、金の品位が下がるため、K18に比べると輝きがやや落ち着いて見えたり、割金の種類によっては変色しやすくなったり、金属アレルギーのリスクが若干高まる可能性も考慮する必要があります。
日常使いのファッションジュエリーや、トレンドのデザインを手軽に取り入れたい場合に適しています。
純度別メリット・デメリット比較表
ゴールドジュエリーの選び方で重要な金の純度について、それぞれのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。ご自身の目的や予算に合わせて比較検討する際の参考にしてください。
◆ K24
金の含有率:99.9% 以上
メリット:資産価値が高い、金本来の濃い輝き、アレルギーリスクが極めて低い
デメリット:非常に柔らかく傷つきやすい、変形しやすい、加工が難しい、高価
主な用途:インゴット、コイン、一部の特殊な宝飾品
◆ K18
金の含有率:75.0%
メリット:適度な硬さと耐久性、美しい輝き、変色しにくい、アレルギーリスクが比較的低い
デメリット:K24に比べると価値は下がる、K10・K14よりは高価
主な用途:高級ジュエリー、結婚指輪、婚約指輪、記念品
◆ K14
金の含有率:58.5%
メリット:K18より安価、K18より硬く傷つきにくい、加工しやすい
デメリット:K18より輝きが劣る場合がある、割金によりアレルギーリスクがやや高まる、変色しやすい場合がある
主な用途:ファッションジュエリー、日常使いのアクセサリー
◆ K10
金の含有率:41.7% 以上
メリット:比較的安価、非常に硬く傷つきにくい、繊細なデザインが可能
デメリット:金の品位が低い、輝きがK18・K14より劣る、割金によりアレルギーリスクが高め、変色しやすい
主な用途:ファッションジュエリー、手頃な価格のアクセサリー
3. 印象を左右する!カラーゴールドの種類と特徴

ゴールドジュエリーの魅力は、その純度だけでなく、多彩なカラーバリエーションにもあります。
純金(K24)は特有の山吹色をしていますが、K18やK10などのように他の金属(割金)を混ぜ合わせることで、イエロー、ピンク、ホワイトといった様々な美しい色合いを生み出すことができます。
このカラーゴールドは、それぞれ異なる印象を与え、肌の色やファッションスタイルとの相性も変わってきます。
ここでは、代表的なカラーゴールドの種類とその特徴について詳しく見ていきましょう。自分に似合う色を見つけることは、ゴールドジュエリーの選び方において非常に楽しいプロセスの一つです。
定番人気のイエローゴールド(YG)の魅力
イエローゴールドは、金に銀と銅をバランス良く配合して作られる、華やかで明るい金色が特徴です。まさに「ゴールド」と聞いて多くの人がイメージする色合いでしょう。
どんな肌の色にも比較的合わせやすく、パッと顔周りを明るく見せてくれる効果があります。ゴージャスな雰囲気からカジュアルなスタイルまで幅広く対応でき、時代や流行に左右されない定番カラーとして人気が高いです。
ダイヤモンドなどの宝石とも相性が良く、その輝きを一層引き立てます。
肌馴染みが良いピンクゴールド(PG)の魅力
ピンクゴールドは、金に銅を多く配合することで、赤みがかった優しいピンク色を生み出しています。
この温かみのある色合いは、特に日本人の肌によく馴染み、女性らしさや可愛らしさを引き立ててくれると人気です。肌を美しく見せる効果も期待でき、フェミニンでロマンティックな印象を与えます。イエローゴールドほど主張が強くないため、オフィスシーンなどでもさりげなく身に着けやすいカラーです。
ただし、銅の含有量が多いため、他のカラーゴールドに比べてやや変色しやすい傾向がある点には留意が必要です。
上品でクールなホワイトゴールド(WG)の魅力
ホワイトゴールドは、金にパラジウムや銀などの白色系の金属を割金として配合し、さらに表面にロジウムという金属でコーティングを施すことで、プラチナのような白い輝きを持つように作られたものです。
プラチナよりも比較的安価でありながら、同様の白い輝きを楽しめるため人気があります。知的でクール、スタイリッシュな印象を与え、ダイヤモンドなどの無色の宝石の輝きを最大限に引き立てます。
フォーマルな場面にも適しており、ブライダルジュエリーとしてもよく選ばれます。ただし、表面のロジウムコーティングは使用とともに摩耗することがあり、その場合は再コーティングが必要になります。
その他のカラーゴールド(グリーン、レッド、ブラックなど)
イエロー、ピンク、ホワイト以外にも、個性的なカラーゴールドが存在します。例えば、金に銀を多く配合すると「グリーンゴールド」という淡い緑がかった色合いに、銅の割合を極端に増やすと「レッドゴールド」というより赤みの強い色になります。
また、特殊な処理によって表面を黒く加工した「ブラックゴールド」などもあり、これらはよりユニークで個性的なジュエリーを求める人に選ばれることがあります。ただし、これらの特殊なカラーゴールドは取り扱い店が限られる場合があります。
カラーゴールド別 印象と選び方のポイント表

それぞれのカラーゴールドが持つ印象や、どのような肌トーン、ファッションスタイルに合わせやすいかをまとめました。ゴールドジュエリーの選び方の参考にしてください。
◆ イエローゴールド(YG)
主な割金:銀、銅
色調・印象:明るく華やか、ゴージャス、エネルギッシュ
おすすめの肌トーン(パーソナルカラー目安):イエベ(スプリング、オータム)
おすすめのファッションスタイル:カジュアル、エレガント、エスニック
特徴・注意点:定番人気、どんな肌色にも比較的合う、宝石の輝きを引き立てる
◆ ピンクゴールド(PG)
主な割金:銅、銀
色調・印象:優しくフェミニン、可愛らしい、温かみがある、肌馴染みが良い
おすすめの肌トーン(パーソナルカラー目安):イエベ(スプリング)、ブルベ(サマー)
おすすめのファッションスタイル:フェミニン、ロマンティック、きれいめカジュアル
特徴・注意点:日本人の肌に合いやすい、銅の影響でやや変色しやすい場合がある
◆ ホワイトゴールド(WG)
主な割金:パラジウム、銀など
色調・印象:上品でクール、知的、スタイリッシュ、プラチナに似た白い輝き
おすすめの肌トーン(パーソナルカラー目安):ブルベ(サマー、ウィンター)
おすすめのファッションスタイル:フォーマル、モード、シンプル、マニッシュ
特徴・注意点:ダイヤモンドとの相性が良い、ロジウムコーティングが剥がれると再加工が必要
◆ グリーンゴールド
主な割金:銀
色調・印象:淡い緑がかった黄色、ナチュラル、個性的
おすすめの肌トーン(パーソナルカラー目安):イエベ(スプリング)
おすすめのファッションスタイル:ボヘミアン、アンティーク調
特徴・注意点:柔らかい印象、取り扱いが少ない場合がある
4. 失敗しない!ゴールドジュエリー選びの5つのステップ
ゴールドジュエリーは決して安い買い物ではありません。だからこそ、購入してから「イメージと違った」「あまり使わなかった」と後悔しないように、慎重に選びたいものです。
ここでは、あなたにぴったりのゴールドジュエリーを見つけるための具体的な5つのステップをご紹介します。これらのステップに沿って検討することで、より満足度の高いゴールドジュエリーの選び方ができるはずです。
ステップ1:利用シーンと目的を明確にする
まず、そのゴールドジュエリーを「いつ、どこで、どのように使いたいか」を具体的にイメージしましょう。
例えば、日常的にオフィスで身に着けたいのか、特別なパーティーで華やかさを演出したいのか、あるいは大切な人へのプレゼントなのか。利用シーンや目的によって、ふさわしいデザイン、純度、ボリューム感は異なります。
普段使いならシンプルで耐久性のあるK18やK10の小ぶりなもの、フォーマルな場なら品格のあるK18で上質な輝きを持つもの、プレゼントなら相手の好みやライフスタイルを考慮したものが良いでしょう。
ステップ2:自分の肌色に合うカラーを選ぶ
ゴールドの色選びは、印象を大きく左右する重要なポイントです。一般的に、黄みがかった肌(イエローベース、イエベ)の方にはイエローゴールドやピンクゴールドが、青みがかった肌(ブルーベース、ブルベ)の方にはホワイトゴールドが似合うと言われています。
しかし、これはあくまで目安です。実際に試着してみて、鏡で顔映りを確認するのが一番確実な方法です。自分の肌色が最も明るく、健康的に見えるカラーを選びましょう。パーソナルカラー診断を参考にしてみるのも良いかもしれません。
ステップ3:デザインとモチーフの意味を考える
ゴールドジュエリーのデザインは多岐にわたります。シンプルな一粒ダイヤのネックレスから、凝った細工のリング、個性的なモチーフのピアスまで様々です。
自分のファッションの好みや、手持ちの他のアクセサリーとのコーディネートを考えて選びましょう。また、ハートは愛情、クロスは守護、馬蹄は幸運など、モチーフにはそれぞれ意味が込められていることがあります。
そうした意味を知って選ぶのも、ゴールドジュエリーの選び方の楽しみの一つです。長く愛用するためには、流行に左右されすぎない普遍的なデザインや、自分にとって特別な意味を持つモチーフを選ぶのがおすすめです。
ステップ4:予算と品質のバランスを見極める
ゴールドジュエリーの価格は、金の純度、使用されている宝石の種類や質、ブランド、デザインの複雑さなど、多くの要素によって決まります。
あらかじめ予算の上限を決めておき、その範囲内で最も品質の良いもの、あるいは最も気に入ったデザインのものを選びましょう。高価なものが必ずしも自分にとって最良とは限りません。
純度が高いほど高価になりますが、K10やK14でも美しいデザインのものはたくさんあります。背伸びしすぎず、納得のいく価格と品質のバランスを見極めることが大切です。
ステップ5:信頼できるショップで購入する
最後に、購入するショップ選びも重要です。品質保証書(ギャランティーカード)が発行されるか、修理やクリーニングなどのアフターサービスが充実しているかを確認しましょう。
特に高価なジュエリーを購入する場合は、実績のある老舗店や、評判の良いブランド、信頼できるオンラインショップを選ぶと安心です。口コミやレビューを参考にしたり、実際に店舗に足を運んでスタッフに相談したりするのも良いでしょう。
長く付き合えるゴールドジュエリーだからこそ、購入場所も慎重に選びたいものです。
5. 知っておきたい!ゴールドフィルド(GF)と金メッキ(GP)との違い
ゴールドジュエリーを探していると、「K14GF」や「K18GP」といった刻印を目にすることがあります。これらは純粋なゴールド製品(ソリッドゴールド)とは異なり、ゴールドフィルド(Gold Filled)や金メッキ(Gold Plated)と呼ばれるものです。
見た目はゴールドジュエリーに似ていますが、製法や金の層の厚さが異なり、それに伴い耐久性や価格も大きく変わってきます。これらの違いを理解しておくことは、誤解を避け、目的に合ったゴールドジュエリーの選び方をするために非常に重要です。
ゴールドフィルド(KGF)とは?特徴とメリット
ゴールドフィルド(多くはK14GFなどと表記されます)は、真鍮などの芯材の表面に、金の層を高熱と圧力で圧着させたものです。総重量の1/20以上(5%以上)が金の層である場合、ゴールドフィルドと呼ばれます。
金メッキに比べて金の層が格段に厚いため、剥げにくく、長期間美しい輝きを保ちやすいのが特徴です。見た目もK14やK18のジュエリーと遜色なく、比較的リーズナブルな価格で金の質感を楽しめます。
金属アレルギーも金メッキに比べると起こしにくいとされていますが、芯材が露出するとアレルギー反応が出る可能性はあります。
金メッキ(GP/GEP)とは?特徴と注意点
金メッキ(GP: Gold Plated や GEP: Gold Electro Plated と表記されます)は、真鍮や合金などの素材の表面に、電気分解などの方法でごく薄い金の膜をコーティングしたものです。
金の層が非常に薄いため、衝撃や摩擦、汗などで剥がれやすく、長期間の使用にはあまり向きません。しかし、製造コストが低いため、非常に安価で手に入りやすいのがメリットです。
デザイン性の高いファッションアクセサリーなどに多く用いられます。購入時には、金の層が薄いことを理解し、丁寧な取り扱いが必要です。アレルギー体質の方は、下地の金属が露出することで反応が出やすい点にも注意しましょう。
見た目では分かりにくい?見分け方のポイント
ゴールドフィルドや金メッキ製品と、K18などのソリッドゴールド製品を見分ける最も確実な方法は、刻印を確認することです。「K18」「K14」「K10」といった刻印はソリッドゴールドを示します。一方、「K14GF」「1/20 14KGF」などはゴールドフィルド、「K18GP」「18KGEP」などは金メッキを意味します。
ただし、非常に小さな製品や古い製品には刻印がない場合もあります。また、価格帯も一つの目安になります。あまりにも安価な場合は、金メッキの可能性が高いと考えられます。信頼できる店舗で購入することが、誤解を防ぐ最も良い方法です。
◆ ソリッドゴールド
刻印例:K18, K10 など
製法:全体が金合金
金の層の厚さ:全体が金合金
耐久性:高い
価格帯:高価
アレルギーの起こしやすさ:比較的低い(純度による)
◆ ゴールドフィルド
刻印例:K14GF, 1/20 14KGF など
製法:真鍮などに金の層を高熱と圧力で圧着(総重量の1/20以上が金)
金の層の厚さ:厚い
耐久性:比較的高い
価格帯:やや安価
アレルギーの起こしやすさ:やや低い
◆ 金メッキ
刻印例:K18GP, 18KGEP など
製法:真鍮などに電気分解などでごく薄い金の膜をコーティング
金の層の厚さ:非常に薄い
耐久性:低い
価格帯:安価
アレルギーの起こしやすさ:やや高い
アイテム別おすすめゴールドジュエリー
◆ ネックレス
【おすすめポイント】線を繋ぎ合わせたチェーンに、薔薇の蕾のようなローズカットダイヤが柔らかく輝く、あなたの感性をくすぐるミニマルジュエリー。
◆ ピアス
【おすすめポイント】揺れ感と輝きが楽しめるベストセラーピアス。あえて溶接をしていない、ボールチェーンが繊細に揺れて、耳元に軽やかなリズムを生み出します。
◆ リング
【おすすめポイント】トリリオンカットダイヤの輝きと、並行に走るラインが際立つ洗練されたデザイン。エッジが効いた存在感抜群のリングです。
◆ ブレスレット
【おすすめポイント】ヘリンボーンのプレートが印象的なブレス。エンドパーツにはラボグロウンダイヤがあしらわれており、揺れるチェーンとダイヤモンドの輝きをお楽しみいただけます。
◆ イヤーカフ
【おすすめポイント】シンプルながらラボグロウンダイヤモンドの輝きが贅沢なイヤーカフ。洗練されたデザインで、絶大な人気を誇ります。
6. 金属アレルギーの方へ:ゴールドジュエリーとアレルギー対策
「おしゃれなゴールドジュエリーを身に着けたいけれど、金属アレルギーが心配…」という方は少なくありません。
金属アレルギーは、汗などで溶け出した金属イオンが体内のタンパク質と結合し、それを異物と認識することで皮膚に炎症やかゆみを引き起こす反応です。
ゴールドジュエリーを選ぶ際にも、アレルギー体質の方は特に注意が必要です。ここでは、ゴールドジュエリーと金属アレルギーの関係、そしてアレルギー対策について解説します。正しい知識を持って、安心してゴールドジュエリーの選び方ができるようにしましょう。
金自体はアレルギーを起こしにくい?原因となる金属とは
純金(K24)は、イオン化しにくく、金属アレルギーの原因にはなりにくい非常に安定した金属です。しかし、ジュエリーとして使用されるK18やK10などのゴールドは、強度や色を調整するために他の金属(割金)が混ぜられています。
アレルギーの原因となりやすいのは、この割金に含まれるニッケル、コバルト、クロム、パラジウムなどです。特にニッケルはアレルギー反応を引き起こしやすい代表的な金属として知られています。
アレルギー対応のゴールドや選び方の工夫
金属アレルギーが心配な方がゴールドジュエリーを選ぶ際には、まず金の純度が高いもの(K18以上)を選ぶのが一つの方法です。金の含有率が高いほど、アレルギーの原因となる割金の量が少なくなるため、リスクを低減できます。また、最近ではニッケルを使用しない「ニッケルフリー」のゴールドジュエリーも増えています。購入時にショップで確認してみると良いでしょう。
カラーゴールドの中では、ピンクゴールドは銅を多く含むため、銅アレルギーの方は注意が必要です。ホワイトゴールドは、割金としてパラジウムが使われることがあり、パラジウムアレルギーの方は避ける必要があります。ロジウムコーティングが施されていれば直接肌に触れるのを防げますが、コーティングが剥がれるとリスクが生じます。
最も安全な選択肢の一つとしては、医療用器具にも使われるサージカルステンレス(316L)やチタン製のジュエリーを検討することも挙げられます。これらは非常にアレルギーを起こしにくい素材です。
購入前に試着やパッチテストを検討する
アレルギー反応には個人差があるため、実際にジュエリーを試着してみるのが最も確実な確認方法です。短時間の試着では反応が出なくても、長時間身に着けて汗をかくと症状が出ることがあります。可能であれば、数時間試着させてもらえるかショップに相談してみましょう。
それでも心配な場合は、皮膚科でパッチテストを受けることをお勧めします。パッチテストでは、どの金属に対してアレルギー反応を示すのかを特定できます。原因金属が分かれば、それを避けたゴールドジュエリーの選び方が可能になります。
7. 大切なゴールドジュエリーを長持ちさせるお手入れと保管方法

お気に入りのゴールドジュエリーは、できるだけ長く美しい状態で愛用したいものです。ゴールドは比較的安定した金属ですが、皮脂や汗、化粧品などが付着したまま放置すると、輝きがくすんだり、割金が変色したりすることがあります。
また、誤った保管方法は傷や変形の原因にもなります。ここでは、大切なゴールドジュエリーを長持ちさせるための日常的なお手入れ方法と、正しい保管方法についてご紹介します。適切なケアを行うことで、ゴールドジュエリーの輝きを末永く保つことができます。
日常でできる簡単なお手入れ方法
最も基本的なお手入れは、ジュエリーを外した後に柔らかい布(ジュエリー専用クロスやメガネ拭きなど)で優しく拭くことです。
これにより、表面に付着した皮脂や汗、化粧品、ホコリなどを取り除くことができます。特に汗をかいた日や、化粧品やヘアスプレーなどが付着した可能性がある場合は、念入りに拭きましょう。この一手間が、くすみや変色を防ぐのに効果的です。
汚れが気になるときのスペシャルケア
日常のお手入れで落ちない汚れや、輝きが鈍ってきたと感じた場合は、少し丁寧なクリーニングを行いましょう。中性洗剤(食器用洗剤など)を数滴溶かしたぬるま湯にジュエリーを浸し、柔らかいブラシ(毛先の柔らかい歯ブラシなど)で優しくこすり洗いをします。
その後、きれいな水でよくすすぎ、柔らかい布で水分を完全に拭き取って乾燥させます。ただし、宝石がついているジュエリーや、繊細なデザインのものは、水分や洗剤が宝石に影響を与えたり、細部に残ったりすることがあるため、購入店に相談するか、専用のジュエリークリーナーを使用するのが安心です。
変色や傷を防ぐ正しい保管方法
ゴールドジュエリーを保管する際は、他のジュエリーとぶつかり合って傷がつかないように、個別に保管するのが理想です。ジュエリーボックスの仕切りを利用したり、一つひとつ柔らかい布やビニールの小袋に入れたりすると良いでしょう。
また、湿気や直射日光、急激な温度変化は変色や劣化の原因となることがあるため、風通しの良い、涼しい場所に保管してください。温泉や入浴時、激しいスポーツをする際などは、変色や紛失、変形のリスクがあるため、外すことをお勧めします。
ジュエリークリーニングサービスの活用
自分でのケアに自信がない場合や、長年使用して汚れが蓄積してしまった場合、特殊なデザインのジュエリーなどは、購入した店舗や専門のジュエリークリーニングサービスに依頼するのがおすすめです。
プロの技術で超音波洗浄や研磨を行ってもらうことで、新品同様の輝きを取り戻すことができます。また、石の留め具の緩みなど、自分では気づきにくい不具合もチェックしてもらえるメリットがあります。定期的なメンテナンスは、ゴールドジュエリーを長く美しく保つための賢い選択です。
8. まとめ:自分に最適なゴールドジュエリーを見つけて輝く毎日を
この記事では、ゴールドジュエリーの選び方について、金の純度やカラーゴールドの種類といった基礎知識から、具体的な選び方のステップ、金属アレルギーへの配慮、そして大切なお手入れ方法まで幅広く解説してきました。ゴールドジュエリーは、身に着ける人の個性を引き立て、日々の生活に華やぎと自信を与えてくれる特別なアイテムです。
今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身の目的やライフスタイル、そして何よりも「これが好き」という直感を大切にして、あなたにとって最高のゴールドジュエリーを見つけてください。納得のいく選び方ができれば、そのジュエリーはきっと末永くあなたのそばで輝き続けてくれるでしょう。
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