ジュエリーの変色、諦めないで!原因と素材別の対処法、予防策を徹底解説

ジュエリーの変色、諦めないで!原因と素材別の対処法、予防策を徹底解説

お気に入りのネックレス、大切な人からもらった指輪、特別な日に着けたいピアス…そんな愛着のあるジュエリーが、ある日突然色が変わっていたらショックですよね。「もう元には戻らないのかな?」と諦めてしまう方もいるかもしれません。


しかし、ジュエリーの変色は適切な対処をすれば、元の輝きを取り戻せる場合が多くあります。また、日頃のちょっとした心掛けで、変色を防ぐことも可能です。


この記事では、ジュエリーが変色してしまう主な原因から、ご自宅でできる素材別のお手入れ方法、そして大切なジュエリーを長く美しく保つための予防策まで、詳しく解説していきます。諦めていたあのジュエリーも、この記事を読めば再び輝きを取り戻せるかもしれません。

1. ジュエリーが変色する主な原因とは?

ジュエリーが本来の輝きを失い、色が変わってしまう現象「変色」。その原因は一つではなく、私たちの日常生活の中に潜んでいます。大切なジュエリーを守るためには、まず何が変色を引き起こすのかを知ることが重要です。

空気中の成分による化学反応(酸化・硫化・塩化)

ジュエリーの変色の最も一般的な原因は、空気中の成分との化学反応です。


例えば、シルバージュエリーが黒ずむのは、空気中の硫黄成分(硫化水素など)と反応して表面に硫化銀の皮膜を作る「硫化」という現象です。温泉地などで特に黒ずみやすいのはこのためです。


また、銅を含む合金(ピンクゴールドや一部のイエローゴールドなど)は、空気中の酸素と反応して「酸化」し、黒っぽくなったり赤っぽくなったりすることがあります。


さらに、塩素系の成分と反応する「塩化」も変色の原因となり得ます。特にプールや漂白剤の取り扱いには注意が必要です。

皮脂や汗の付着

私たちが日常的にかく汗や皮脂も、ジュエリー変色の原因の一つです。汗には塩分や硫黄分、酸などが含まれており、これらがジュエリーの金属表面に付着することで化学反応を促進し、変色やくすみを引き起こします。


特に夏場やスポーツ時など、汗をかきやすい状況では注意が必要です。また、皮脂汚れが蓄積すると、ジュエリー表面の光沢が失われ、曇ったように見えることもあります。

化粧品や香水、ヘアスプレーなどの化学物質

日々の身だしなみに欠かせない化粧品、香水、日焼け止め、ヘアスプレーなどには、様々な化学物質が含まれています。これらの成分がジュエリーに付着すると、金属と反応して変色やシミの原因となることがあります。


特に、香水やヘアスプレーはジュエリーを身に着けた後に使用すると、直接かかってしまう可能性が高いため、ジュエリーは最後に身に着ける習慣をつけるのがおすすめです。

温泉や入浴剤の成分

温泉の成分、特にお湯に含まれる硫黄成分は、シルバー製品を短時間で黒変させてしまうことで知られています。


また、温泉の種類によっては他の金属にも影響を与える可能性があります。家庭用の入浴剤にも、硫黄成分や塩分、酸性の成分が含まれている場合があり、これらもジュエリーの変色を引き起こす原因となり得ます。温泉や入浴時には、基本的にジュエリーは外すようにしましょう。

塩素系漂白剤や化学薬品との接触

家庭用の塩素系漂白剤や一部の洗剤、パーマ液、殺虫剤などに含まれる化学薬品も、ジュエリーにとっては大敵です。これらの薬品がジュエリーに触れると、急激な変色や素材自体の損傷を引き起こす可能性があります。


掃除や洗濯などでこれらの薬品を使用する際は、必ずジュエリーを外してから行うようにしてください。

ジュエリーの金属が変色する主な原因まとめ

2. 【素材別】ジュエリー変色の特徴と自宅でできるお手入れ方法

ジュエリーに使われる素材は様々で、それぞれ変色のしやすさやお手入れ方法が異なります。ここでは代表的な素材別に、変色の特徴とご自宅でできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。


ただし、デリケートな宝石がついている場合や、ご自身でのお手入れに不安がある場合は、無理せず専門家に相談しましょう。

ゴールド(K18・K10など)の変色とお手入れ

純金(K24)は化学的に非常に安定しており、通常の使用で変色することはほとんどありません。しかし、ジュエリーに一般的に使われるK18(金の含有率75%)やK10(金の含有率約41.7%)などのゴールド合金は、金以外に強度や色味を調整するために他の金属(割金と呼ばれ、銀や銅、パラジウムなど)が含まれています。


この割金として含まれる銀や銅が、汗や皮脂、化粧品、空気中の成分などと反応して変色することがあります。特に銅の含有量が多いピンクゴールドなどは、赤黒っぽく変色しやすい傾向があります。


軽い変色であれば、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にしばらく浸け置きし、柔らかいブラシ(歯ブラシなど)で優しくこすり洗いします。その後、水でよくすすぎ、柔らかい布で水分をしっかり拭き取ってください。研磨剤入りのクロスは、表面を傷つける可能性があるため、使用は慎重に行うか、金専用のものを選びましょう。


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シルバー(SV925など)の変色とお手入れ

シルバーは空気中の硫化水素や水分と反応して表面に硫化銀の皮膜を作り、黒ずんでしまう「硫化」が主な変色原因です。また、塩素系のものに触れると塩化して変色することもあります。


軽い黒ずみであれば、専用のシルバークロスで拭くと輝きが戻ります。クロスには微細な研磨剤が含まれていることが多いので、優しく拭きましょう。


黒ずみが強い場合は、シルバー専用の液体クリーナーを使用する方法があります。ただし、いぶし加工が施されたデザインや、宝石が付いているものには使用できない場合があるので、説明書をよく確認してください。


家庭にあるものでは、重曹ペースト(重曹に少量の水を加えてペースト状にしたもの)で優しく磨いたり、アルミホイルと塩を使った方法(耐熱容器にアルミホイルを敷き、シルバー製品と塩大さじ1杯、熱湯を注ぎ数分置く)もありますが、素材を傷めるリスクも伴うため、試す場合は目立たない部分で確認してから自己責任で行ってください。

プラチナ(Pt900・Pt950など)の変色とお手入れ

プラチナは化学的に非常に安定した金属で、日常生活で変色することはほとんどありません。そのため、婚約指輪や結婚指輪など、長く愛用するジュエリーによく使われます。


もしプラチナジュエリーがくすんで見えたり、黒っぽく見えたりする場合、それはプラチナ自体が変色したのではなく、表面に付着した皮脂汚れや細かな傷が原因であることが多いです。


お手入れは、ゴールドと同様に中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、柔らかい布で拭き上げるのが基本です。細かな傷が気になる場合は、専門業者に研磨を依頼すると新品同様の輝きが戻ります。

ピンクゴールド・イエローゴールドなど合金の変色とお手入れ

ピンクゴールドやイエローゴールド、ホワイトゴールドなどは、金に他の金属を混ぜた合金です。


ピンクゴールドは銅の含有量が多いため、酸化や硫化によって赤黒っぽく変色しやすい傾向があります。イエローゴールドも割金の種類や比率によっては変色が見られることがあります。ホワイトゴールドは、ロジウムという金属でコーティングされていることが多く、このコーティングが剥がれてくると下地の金属の色が見えたり、変色しやすくなったりすることがあります。


お手入れは基本的にゴールド(K18・K10など)と同様に、中性洗剤での洗浄が中心です。変色が気になる場合は、購入店や専門店に相談するのが安心です。特にホワイトゴールドのコーティングが剥がれた場合は、再コーティングが必要になります。

メッキ製品の変色とお手入れ

メッキ製品は、真鍮などのベースメタルの上に薄くゴールドやシルバーなどの金属をコーティングしたものです。表面の金属が摩耗したり剥がれたりすると、下地の金属が露出し、そこから変色や錆が発生しやすくなります。また、コーティング自体が汗や化粧品などによって変色することもあります。


メッキは非常にデリケートなので、研磨剤入りのクロスやクリーナーの使用は避けましょう。コーティングが剥がれてしまいます。お手入れは、着用後に柔らかい乾いた布で優しく汗や汚れを拭き取る程度にします。水洗いはメッキの隙間から水分が入り込み、内部の金属の腐食を早める可能性があるので、避けた方が無難です。メッキの変色や剥がれは元に戻すのが難しいため、取り扱いに注意し、消耗品と考える側面もあります。

パールや天然石がついたジュエリーのお手入れ注意点

パール(真珠)やエメラルド、オパール、ターコイズなど、一部の宝石は非常にデリケートで、水や洗剤、熱、紫外線、衝撃に弱い性質を持っています。


パールは主成分が炭酸カルシウムで酸に弱く、汗や化粧品が付いたまま放置すると光沢を失い変色します。使用後は必ず専用のクロスか柔らかい乾いた布で拭きましょう。水洗いや洗剤の使用は避けてください。


他の天然石も、種類によって硬度や特性が異なります。超音波洗浄機が適さない石も多くあります。宝石付きのジュエリーのお手入れは、まずその宝石の特性を調べ、不安な場合は自己判断せず、購入店や専門家に相談するのが最も安全です。

ジュエリー変色の素材別の特徴と自宅でできるお手入れ方法まとめ

3. ジュエリーの変色を防ぐ!日常でできる簡単予防法

ジュエリーの変色は、一度起きてしまうと元に戻すのが大変な場合もあります。しかし、日々のちょっとした心掛けで、変色のリスクを大幅に減らすことができます。大切なジュエリーを長く美しく保つための予防法を習慣にしましょう。

着用後は必ず柔らかい布で拭く

これが最も基本的で重要な予防法です。ジュエリーを外したら、その日のうちに必ず専用のクロスやメガネ拭きのような柔らかい布で、表面に付着した汗や皮脂、化粧品などを優しく拭き取りましょう。これを習慣にするだけで、変色の進行を遅らせることができます。

水仕事や入浴、就寝時は外す

水仕事の際には洗剤や水分がジュエリーに付着しやすく、変色や石取れの原因になります。入浴時も同様で、石鹸カスやシャンプー、入浴剤の成分が付着したり、高温多湿の環境が変色を促進したりすることがあります。


また、就寝時は無意識のうちにジュエリーに負荷がかかり、変形や破損、紛失のリスクがあるほか、汗もかきやすいため、外すのが賢明です。

温泉やプール、海水浴では必ず外す

温泉の硫黄成分はシルバーを、プールの塩素は多くの金属を変色させる可能性があります。海水にも塩分やミネラルが含まれており、ジュエリーにとっては過酷な環境です。


これらの場所では、必ずジュエリーを外してから楽しむようにしましょう。万が一着けたまま入ってしまった場合は、すぐに真水でよく洗い流し、水分をしっかり拭き取ってください。

化粧品や香水などが付着しないように注意する

メイクやヘアセット、香水の使用は、ジュエリーを身に着ける前に行うのが鉄則です。化粧品の油分や化学成分、ヘアスプレーの樹脂成分、香水のアルコールなどがジュエリーに直接付着すると、シミや変色、光沢の低下を招きます。

ジュエリー同士が触れ合わないように保管する

硬度の異なるジュエリー同士が触れ合うと、柔らかい方の素材に傷がついてしまうことがあります。特にダイヤモンドは非常に硬いため、他の宝石や金属を傷つけやすいです。


保管する際は、ジュエリーボックスの仕切りを活用したり、個別の小さな袋に入れたりするなどして、ジュエリー同士が接触しないように工夫しましょう。

密閉できる袋やケースで保管する

ジュエリーの変色の多くは、空気中の成分との化学反応によって起こります。そのため、長期間使用しないジュエリーは、できるだけ空気に触れないように保管することが大切です。


チャック付きのビニール袋(ポリ袋)や、密閉性の高いジュエリーケースなどに入れて保管すると、変色を遅らせる効果が期待できます。その際、一つずつ柔らかい布で包んでから入れると、傷の防止にもなります。

4. それでも変色が戻らない…そんな時の対処法

自分でできるお手入れを試してみても、変色が思うように改善しない場合や、大切なジュエリーで失敗したくないという場合もあるでしょう。そんな時は、無理せずプロの力を借りるのが賢明です。

購入したジュエリーショップに相談する

まずは、そのジュエリーを購入したお店に相談してみましょう。ブランドやショップによっては、アフターサービスとしてクリーニングや修理を受け付けている場合があります。商品の特性をよく理解しているため、適切なアドバイスや処置をしてもらえる可能性が高いです。保証期間内であれば、無償または割引価格で対応してもらえることもあります。

ENEYのアフターケア

ENEYでは、ENEYでジュエリーをお買い上げの方に、超音波洗浄機を使用した無料クリーニングサービスをご用意しています。

松屋銀座ショップ、オンラインショップ、POP UPショップでご購入いただいたジュエリーは、 いつでも松屋銀座店にお持ちいただければ、無料でお手入れ いたします。「なんとなく輝きが鈍くなってきたかも…」という時も、ぜひお気軽にご利用ください。

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専門のクリーニング業者に依頼する

ジュエリーの修理やクリーニングを専門に行っている業者に依頼するのも一つの方法です。経験豊富な職人が、素材や宝石の種類、変色の状態に合わせて専用の機材や薬品を使用し、丁寧にクリーニングしてくれます。自分では落とせなかった頑固な汚れや変色も、見違えるように綺麗になることがあります。ただし、費用や納期は業者やジュエリーの状態によって異なるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

変色しにくい素材のジュエリーを選ぶのも一つの方法

これから新しくジュエリーを購入する、あるいは今あるジュエリーの変色に悩まされているという方は、変色しにくい素材を選ぶという視点も持つと良いでしょう。


例えば、プラチナや純金(K24)は化学的に安定しているため、変色の心配がほとんどありません。また、ステンレスやチタンといった素材も、傷つきにくく変色しにくい特性を持っています。ただし、デザインや価格帯、好みの問題もあるため、何を優先するかを考慮して選ぶことが大切です。変色しにくい素材であっても、日常のお手入れを怠らないことで、より長く美しさを保つことができます。

普段のお手入れでは変色が戻らない時の対処法まとめ

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¥77,000

BEZEL PT 0.17CT NECKLACE

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5. まとめ

ジュエリーの変色は、空気や汗、化粧品など様々な原因で起こり得ますが、多くの場合は適切なお手入れで輝きを取り戻すことができます。大切なのは、変色の原因を理解し、素材に合った方法でケアすること、そして何よりも日頃から予防を心掛けることです。


この記事で紹介した情報を参考に、お持ちのジュエリーと上手に付き合い、その輝きを長く楽しんでください。万が一、ご自身での対処が難しい場合は、無理せず専門家を頼ることも忘れないでください。


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